うんこ道02

確かこれも3~4歳くらいの時の話。
当時の僕は身体が弱く、定期的に喘息の発作を起こしては病院に担ぎ込まれ
るという事を繰り返していました。そして大体の場合は喘息の発作だけでなくそ
のまま自家中毒を併発して数日の入院になるというのがお決まりでした。

当時の実家には「入院セット」なるツヅラがあって入院時に必要なものがそこに
詰められていました。そして僕が発作を起こすと車のトランクにそのツヅラを積ん
で病院に向かうのです。それくらい入院が日常的だった。

自家中毒というのは猛烈な吐き気や嘔吐を繰り返すので脱水症状を起こすのを
防ぐために24時間体制で点滴を受け続けなければなりません。水を飲んでも吐
いてしまうので何も飲んだり食べたりもできません。強い薬を入れてるらしいので
点滴の落ちるスピードがめちゃくちゃ遅く、僕は朦朧としながらその落ちるさまを
見続けるしかありませんでした。

そして恐怖が訪れるのです。
皆さんも入院された方はわかると思いますが入院中は一日の排泄の回数を看護
婦さんが聞きに来るんですよね。小○回大○回って。これって今でもやってるんだ
ろうか?とにかく毎日聞きに来てたわけです。それ自体の対応は母親がしてくれて
ましたが僕は物凄くそれが嫌だったんですよ。誰かが自分の排泄に興味を持って
いるという感覚に違和感がいっぱいだったんです。当然看護婦さんも仕事で聞いて
るわけですし管理という意味で必要な情報なんでしょうが幼児の僕にはそんな事は
理解できません。ただただ気持ち悪いという感覚に襲われていました。