夏の日の肛門

毎年夏になって蒸し暑い日が続くと思い出す事がある。
初めてデリヘルを呼んで女のコがうんこをするのを拝んだ年の夏。

この時期の僕はうんこが見たくなると頻繁にあきこちゃんを指名してはうんこをしてもらっていた。あきこちゃんはデリヘル「W」で偶然4人目に指名した嬢だったがそれ以前の3人とは何かが違っているように感じさせる娘だった。僕の嗜好に合わせようと努力する姿勢にも好感が持てたし、なによりあきこちゃんの凛とした佇まいとうんこをするという行為のギャップに僕は完全にノックアウトされていた。多いときは一週間に2度呼ぶような事もあった。

初回はお互いに何か緊張感を感じながらのプレイだったが、2回目3回目と回を重ねるごとにそれは消えていった。とくにあきこちゃんは僕の目的が「SEX」ではなく「うんこ」である事や、僕自身が他人に危害を加えるタイプの人間じゃないという事が分かると意外と早い段階で警戒心を解いてくれた。

2回目の時だった。「どうせ汚れちゃうんだからシャワーは浣腸の後にしようよ」と言ってみた。これは前回にあきこちゃんを呼んだ時も以前の3人とプレイした時も「お店の決まりなんで」という理由であっさり断られた件だった。しかしどうしても時間の無駄のようで腑に落ちなかった僕は駄目もとで今回も同じことを言ってみた。

「うん」

そう頷くとあきこちゃんは服を脱ぎベッドに敷かれたタオルの上に四つん這いになった。あまりにあっさりと要望が通ってしまい僕が逆に不安になる。確かに時間効率はこれでかなり良くなったが本当に大丈夫なんだろうか?

「いいの?お店の決まりは?」

あきこちゃんはこの人なに言ってるんだろう?って顔をしながら

「後でお風呂に入れば大丈夫だからwどうぞ」

と浣腸を促してくる。

(なんだ!なんだ!過去の三人はにべも無く断ったし、あきこちゃんだって前回は断ったじゃん!)

気を許してくれたんだという事は理解できたが、過去の対応とのあまりのギャップに若干割り切れない気分になった。しかし自分に有利に物事が進んでいる時にその矛盾を突く必要があるわけも無く、僕は静かにガラス浣腸器をあきこちゃんの肛門に突き刺した。

このときの排便は和室のテーブルの上に洗面器を置いてしてもらった。

僕は少し離れたベッドの上からそれを眺めていた。

いつもは女の子と「同じ音を聞きたい」「同じタイミングで同じ濃さのニオイを嗅ぎたい」という思いから排便時はできるだけ女のコに密着している事が多かったが、今回はあえて少し離れてその瞬間を眺めてみる事にした。

これが実に良かった。

音が聞こえるタイミングはさすがに同じだが、それでも音量や音質はこの程度の距離が離れるだけで随分違って聞こえるという事がこの時はじめて分かった。

さらにニオイにはその違いが顕著に表れた。

あきこちゃんの排便は先ほど注入したぬるま湯の排泄から始まった。続いておならと共に軟便がお尻から顔を出し始め、洗面器の茶色く濁った水溜りにそれらが落ちて堆積していく。と同時に、あきこちゃんが顔を赤くしながら「やだ!くさい!」と少し取り乱し始めた。よく見ると首筋から耳にかけてがピンク色に染まっている。それが色白に映えて色っぽい。

前回のプレイの時は終始無言で俯いたままの排便だったが、今回は傍らに誰もいない状態での排便に勝手が違ったのか「いやぁ~!」とか「恥ずかしぃ~!」と一人で大騒ぎをしている。

あきこちゃんは「くさい!」と訴えるものの僕にはそのニオイが感じられなかった。今までと違う距離感での排便鑑賞に、僕は少しぼんやりしながら未だ続くあきこちゃんの軟便排便に見入っていた。しかしあきこちゃんにとってはそれが堪らなく恥ずかしかったらしく更に「いやぁ~!」「くさぁ~い!」と叫び続ける事態となった。

ここで初めてあきこちゃんのニオイが鼻をつく。

多分長くても数十秒程度のタイムラグだったと思う。だが初めての体験という事もあり、この出来事は僕の興奮を高めるには充分過ぎる演出となった。

和室に置かれたテーブルの上にしゃがむあきこちゃん。お尻の下には洗面器が置かれている。ここで始まった排便を少し離れたベッドの上で見ていた僕は視覚と聴覚だけでそれを楽しんでいた。それはあたかも普段自宅でビデオを見ているような感覚に近く、無意識のうちにリラックスした状態であきこちゃんの排便を楽しむ事ができていた。そして自分の部屋でスカトロビデオを見ているときと同じような感覚に陥った僕は自然のうちに「あぁ、この娘のうんこのニオイが嗅ぎたい」という欲求を覚えていた。

丁度のタイミングでそこに漂ってくるあきこちゃんの便臭・・・

偶然だったが全てがパーフェクトにリンクした瞬間だった。たとえ偶然だろうともこれで僕とあきこちゃんとの相性がいい事は僕の中では確定的になった出来事だった。

この日のプレイからしばらく経った夏の蒸し暑い日。

 

 

その日は北海道にしては珍しく朝から蒸し暑い日だった。

仕事中に急にうんこが見たくなった僕は「W」に電話をしてあきこちゃんの出勤確認をした。短期間に複数回高額のオプションを付けたせいなのか「W」の僕に対する扱いが回を重ねるごとに良くなっていた。今回もわざわざ仕事中(一般OL)のあきこちゃんに連絡をとってくれたうえに他のお客さんの予約の前に僕のプレイをねじ込んでくれるという。そのため今回あきこちゃんは時間の都合をつけるために仕事終わりにその足でこっちに向かってくるらしい。

僕も仕事終わりに直でホテルに入った。午後7時を過ぎていたけど外は昼間とそれほど気温が変わらず空気も湿気が多くジメジメしていた。

ホテルに入ると「W」に連絡を入れる。あきこちゃんは少し遅れているらしいがそれでも30分しないでホテルに入れるとの事。僕は汗だらけのYシャツを脱いで冷たいシャワーを浴びた。

クーラーの効いた部屋でマッタリとしているとコンッ!コンッ!とノックの音。ドアを開けると「ごめ~ん!待った?」と少し申し訳なさそうなあきこちゃんの姿があった。

「今日は暑いね~ あっ、涼しい~」

部屋の涼気に顔をほころばすあきこちゃん。本当に仕事帰りだったようで、ナチュラルメイクに大人しい服装が新鮮だった。

「ビールでも飲む?」
「いただく~」

部屋の冷蔵庫にあった缶ビールだったがあきこちゃんは美味しそうにそれを短時間に飲み干した。

「おいしぃ~! さっ、始めよっか?」

フレンドリーなあきこちゃんが可愛い。

「シャワーは後でいいよね?」
「うん」

あきこちゃんは服を脱ぐとさも当たり前のようにベッドの上で四つん這いになった。そのまま女豹のポーズになって「どうぞ」的な雰囲気を作り出している。

目の前には無防備に突き出されたあきこちゃんの肛門が露わになっている。暑さの汗のせいだろうか肛門の周りがヌメッているように見えた。よく見るとトイレットペーパーのカスのようなものも付着している。

あきこちゃんは目を瞑り俯きながら僕の浣腸を待っている。
その姿に警戒心は微塵も感じられなかった。
安心しきった状態でヌメヌメと妖しく光る肛門を晒している。

嗅ぎたい・・・

我慢できなくなった僕は無防備に突き出されたあきこちゃんのお尻を両手で鷲づかみにすると、肛門に鼻を押し付けて思いっきり吸い込んだ。

 

 

「くさい・・・」

僕がそう呟く前にあきこちゃんは「きゃっ!」と叫ぶとベッドの隅まで飛んでいき怯えた顔で僕の事を見ていた。

「いま何をしたの!?」

あきこちゃんの語気が強い。

突然のことに自分が何をされたのかが上手く理解できずにプチパニックに陥っている。同時に僕も混乱に陥った。それほどまでに想像以上の異臭を放つ肛門だった。強烈に蒸れた肛門のニオイと便臭が混じったニオイ。それがどうしてもあきこちゃんのイメージと重ならない。現実に自分で嗅いだニオイなのに脳内でその情報を持て余していた。

確かに今日は朝から蒸し暑かったのでただでさえ蒸れやすい状態ではあったが、肛門の蒸れたニオイ以外に便がすえたようなニオイが強めにしていた事は、あきこちゃんが朝のシャワーの後に排便をしたことを物語っていた。

「あきこちゃんのお尻もくさいんだね。」

この一言であきこちゃんは全てを悟ったらしく、怯えた表情から一転して後悔の念に囚われた表情へと変貌していた。

このまま羞恥プレイに入りたかった僕は

「すごく臭かったよw これだったらパンツも臭いんじゃない?」

と畳み掛ける。そして実際にあきこちゃんが脱いだパンツを手にとってあきこちゃんの目の前で嗅いで見せた。

「あっ!パンツも臭いよ! これだったら事務所の椅子も臭くなっちゃってるねw」

僕的にはあきこちゃんの「きゃ~!やめてぇ~!」的なリアクションを期待の行動だったが、

「あぁ、信じられない・・・」

実際のあきこちゃんは僕の方を見るわけでもなく斜め下を力無く見つめながら呟いただけだった。その声があまりにも淡々としていて怖い。

あきこちゃんが思いっきり引いている。

まずい!

この状況は強力にまずい!

 

 

「あぁ~、やっぱりお風呂に入ればよかった・・・」

「なんなの?もぉ~・・・」

「あぁ・・・どうしよう・・・」

淡々とした声のトーンから段々後悔の念がこもった声のトーンへと変わっていく。多弁になってはいるが僕をなじっている訳ではない。完全に自分の世界に入り込んで独り言を言っている。今のあきこちゃんの世界に僕は存在していない。目の前にいる僕がまるで視界に入ってないかのように独り言を言い続けるあきこちゃんが少し怖かった。

「ゴメン!ゴメン!冗談だよw」

僕は冷や汗をかきながらも満面の笑みを作ってその場を取り繕おうとした。だが、あきこちゃんには全くといっていいほど響かなかった。いや、僕の言葉が全く耳に入っていない様子だ。聞こえてすらいないのか。

衝動的行動だったとはいえ、あくまで羞恥プレイの一環としてあきこちゃんの恥らう姿が見たかっただけの僕の行動だったが、実際には僕が思っている以上に僕の事を信用してくれていたあきこちゃんに不意打ちを喰らわせる格好となってしまい彼女のプライドを深く傷つけてしまった。いや、この様子だとあきこちゃんのプライドは崩壊してしまったのかもしれない。

「あきこちゃん!!!」

僕はあきこちゃんの正面に座り、あえて大きな声で名前を呼んだ。あきこちゃんは少しビックリしたような表情で僕の顔を見ている。よし、少し落ち着いたようだ。ここは大嘘を吐いてでも乗り切ろう。

僕は大きな声でゆっくりと諭すように話しかけた。

「びっくりさせて、ごめんね、あきこちゃんが、恥ずかしがってる姿が見たくて、嘘を言っちゃった。」

あきこちゃんが聴いてくれているのでここからは畳み掛ける。

「お尻嗅いでないから!」
「いや、本当!嗅いだフリだけだよ。」
「だからパンツも嗅いだフリだけだって!」

先ほど肛門に押し付けた鼻がまだ若干臭っている状態で僕は嘘を重ねる。

「恥ずかしがってる姿が見たかっただけだもの嗅ぐ訳ないじゃん!」
「あきこちゃんのお尻が可愛かったからちょっとからかっただけ。」
「だからね、本当は何もしてなかったの。全部フリをしただけなんだよ。」

「えぇ~・・・だって・・・・・・ホント?」

勢いに負けたのか仕事モードに戻ったのかあきこちゃんが今回の件の着地地点を匂わせてきた。

「本当だよ。誓う! フリとはいえもうこんな事は二度としないから今回は許して。ごめんなさい。」

ここは真顔でちゃんと頭を深く下げて謝った。

「うん。じゃあ、はい!」

そう言うとあきこちゃんがベッドの上にまた四つん這いになった。

完全な友達モードには戻らなかったけど、あきこちゃんの顔に笑みが戻っていた。たぶん僕の嘘はバレてる。でも、あきこちゃんが折れてくれた形でなんとかプレイを再開する事ができた。あきこちゃんのプロ根性を少し凄いなと思った。

プレイが終わって帰るときのあきこちゃんは来た時のあきこちゃんに戻っていた。本当にいい娘だ、また呼びたいと思わせてくれる。

にしても、これほどまでに緊迫した事態の後にちゃんと浣腸排泄を見せてもらったうえに69で抜いてもらった自分って・・・

 

【後記】
この一件の後もあきこちゃんとはプレイを重ねていき最終的にはプライベートで普通に会う友達になるのですが、いまだにこの時の話を持ち出されるのをあきこちゃんは嫌がります。何回も持ち出しているので僕が「今日は蒸し暑いね、そういえば・・・」と、その話をし始めるとサッと立ち上がってどこかに行ってしまいますw。しつこく後からついて行き「今日もあの日みたいな臭いかなぁ?」と言うと、「バカじゃないの?」とツレナイ態度をとるのですが耳の辺りが真っ赤になってるのできっと未だに恥かしいんでしょう。その姿が可愛いので毎年夏になると責める事にしています。

いっかい機嫌のいいときにあの強烈な臭いについて聞いてみたんですが・・・。普段だったら商売柄かならず仕事の前にシャワーを浴びてからデリヘルの事務所に向かう事にしていたらしいんですが、その日は僕の急なオファーで時間の都合がつかずにやむにやまれず昼間の仕事終わりにそのままの状態でホテルに来る事にしたとの事。それでもホテルの部屋でプレイの前にシャワーを浴びなかったのは今でも後悔しているそうで、このときの事はあんまり思い出したくないと言っていました。

肛門臭のほかにすえた便臭がしたのは朝のシャワーの後にうんこをしたかららしいです。それが事務仕事で一日中椅子に座っている間に発酵してあの臭いになったんですね。

いまだにあれ以上の臭いを嗅いだ事がありません。

(終わり)